絶望の「虚しさ」!東京喰種で10万円溶かした男、アベノシェイメイの地獄絵図

ギャンブル

こんばんは、皆さんと朝から夜まで揺れ動いているアベノシェイメイです。

いやー、今年の夏もとんでもない暑さですね!気象庁も「命に関わる危険な暑さ」とか言っちゃって、もう地球がおかしくなっちゃったんじゃないかと不安になりますよ、ええ。しかし、地球がおかしくなる以上に、私の懐と心がぶっ壊れました。

そう、先日、私は「東京喰種トーキョーグール」のパチンコ台に、10万円という大金を溶かしてきたのです。

今回の記事は是非私が作成した下記の歌を聴きながら読むのをお勧めします。

https://suno.com/s/PWP8g6P7mrZR7la

アベノシェイメイ、地獄への誘い

あれは確か、うだるような暑さの日でした。クーラーの効いた部屋から一歩も出たくない、そんな根無し草のようなアベノシェイメイでしたが、心のどこかで「何か刺激が欲しい…」と囁く声が聞こえたのです。普段は「夜活」を推奨する賢い私ですが、この時ばかりは、昼間の誘惑に負けてしまいました。

「ちょっとだけ…」「お小遣いの範囲で…」

そんな甘い言葉を自分に言い聞かせ、最寄りのパチンコ店へと足を運んだのです。目に飛び込んできたのは、あの「東京喰種トーキョーグール」の最新台。ああ、あの陰鬱ながらも美しい世界観が、まさか私をこんな地獄に突き落とすとは、この時の私は知る由もありませんでした。


激闘、そして「無」へのカウントダウン

最初は順調でした。投資した数千円で、リーチ!おお、熱い!そして、カネキが喰種化!これはもらった!と思った次の瞬間、無情にも画面は「はずれ」の表示。まあ、こんなもんでしょう。しかし、私の心には小さな火が灯っていました。

「次こそは」「今度こそは」

気づけば、諭吉がサンドに吸い込まれていきます。1枚、また1枚と、まるで紙切れのように。台から放たれる派手な演出、響き渡るBGM、周りの台から聞こえる「確変!」の声。その全てが、私の心を焦がし、さらに深みへと引きずり込んでいくのです。

「頼む…!金木くん…!俺を救ってくれ…!」

心の中で叫びながら、レバーを叩き、ボタンを押す。しかし、台は無表情に諭吉を飲み込み続け、私の期待を嘲笑うかのように、何の反応も示しません。気がつけば、財布の中は空っぽ。ATMに走る自分がいました。まるで、何かに憑りつかれたかのように。

「あと1回だけ…」「いや、これを取り返さなければ」

そんな思考のループに陥り、冷静さを失っていく。あの瞬間の自分は、まさにゾンビでしたね。目の前の台から離れることができない。体は震え、手のひらは汗でぐっしょり。そして、ついにその時が来ました。


10万円の「虚無」と、残されたもの

財布の中身が、本当に、本当に、きれいさっぱりなくなっていました。残ったのは、レシートと、タバコの煙が充満する店内の空気。そして、心臓の奥底から込み上げてくる、とてつもない虚しさだけでした。

10万円。冷静に考えれば、高級ホテルに泊まれた、美味しい寿司を何回も食べられた、新しい趣味に挑戦できた、愛するフィギュアを何体も買えたはずの大金です。それが、たった数時間で、パチンコ台の電光掲示板の数字になって消えた。まるで砂を掴むような、そんな感覚でした。

帰り道、頬を刺すような痛みを感じながら家路に向かっていました。これは夏の暑さからくるものか、それとも10万円を失った心の痛みか。きっと両方でしょうね。スーパーの賑わい、運送業の人の大変さ、メルカリハロのサービス…そんな世間の動きが、まるで遠い世界の話のように感じられました。私の心は、完全に「虚無」に支配されていたのです。

あれほど熱中していたはずの「東京喰種」の世界も、今となっては直視するのが辛い。あのパチンコ台の演出が、脳裏に焼き付いて離れません。

今回の経験で痛感しました。ギャンブルは、時に心を蝕む猛毒にもなり得るということを。命あっての物種と言いますが、心あっての物種でもありますからね。

皆さんも、どうか私のような道を辿らないでください。趣味に「ネッチュー」するのは素晴らしいことですが、のめり込みすぎて「虚無」に囚われてしまわないように。

それでは、この辛い経験を胸に、次回の記事でお会いしましょう。アベノシェイメイでした。

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