メルカリハロ使ってみた(後編)

テキスト

いよいよメルカリハロで働くぞ!

さて、準備は全て整った。

あとは働くのみ…!

この記事は後編になるので、メルカリハロを使う際の事前準備など気になる方は前編を見てね!

ドキドキのメルカリハロ

チェックインを無事に終え、あとは実際に働くだけ。

一体どんな仕事をするのか、期待と不安が胸を渦巻いている。

「はい、ではヘルメットに書いてある持ち場にいってください。整列してすすんでくださいね」

ああ、軍隊だーーそう感じた。

まあそれはそうだろうな、社会不適合者の集まりだ、軍隊調にしなければ統率もとれないだろう。

もちろん口調などは厳しくはない、だがピリピリとした空気が漂ってくる。

そして私も前の人についていく形で進んでいく。休憩室を出て、階段を降り、倉庫内に入る。

広い。

まさに想像するような倉庫だ。

写真のようなカゴ台車が所狭しと置かれており、そこに荷物が積まれている。
中央には何本もベルトコンベアのようなレーンがはしっている。

ここで仕事をするのか、一体何をするのか…天井の高さが不安を募らせていく。

デン!レーンでの荷物仕分け

私のヘルメットに書かれていた文字は「レーンA」だ。

つまりあのベルトコンベアで何かをするんだな、そこはぼんやりとわかっていた。

「レーンAの人たちはこっちに集まって」

そんなことを考えていると声がかかる。

歴史が刻まれたヘルメットを被った渋い男性、現場のスペシャリストだな。即座にそう感じた。

「ここの仕事したことある人いる?」

10人ほど集まった中の半分以上が手をあげていた。

なるほどな、殆どが経験者か。

「じゃあ経験者の人は空いているボックスの前にいって仕分けしていって。やったことない人は説明するから」

おお、説明があるのか。これは思ったより素晴らしいぞ。
正直周りの仕事を見て覚えろと言われるのは覚悟していた、優しい職場だ。

「この番号をみて、別のレーンのやつだったら残したままにしてね。あとは壊れ物や重いやつは奥のレーンにのっけてね」

簡潔かつ素早い説明。

というかそれ以上に説明のしようがない気がする。

あとはもう実際やってみなければわからない、ということでレーンの前に入っていく。

腰と時間の戦い

実際目の前にいくと荷物の量が凄い。ボックスにつまれた荷物は私の背より高い。

ちなみに私はたぬかな的に人権ある方の身長ではあるが、それでも20cm以上は高かった。

圧迫感の中仕事をしていく、最初は番号の確認や仕分けレーンの置き方などおぼつかなかったが、慣れてきたら割と簡単だ。

ただ、重い。

時折お米だったら、タイヤだったり、非常に重い荷物が紛れている。

これは腰がやられるぞ・・・?!実際に米、米、米、ビールボックス、飲料ボックスなどを連打されるような荷物の時もあり、腰への負担は計り知れなかった。

そして時間が過ぎるのが遅い。

最初は覚えることもあり時間が過ぎるのも早かったが、慣れてからは長い。

しかも時計が用意されているので、余計に長く感じる。

単調作業が苦手な人には全く向いていないだろう。私は単調作業が嫌いすぎてエンジニアをやっていたくらいなので、途中で発狂しそうになりながらもなんとかやりきった。

終わり!そしてカネ!

気の遠くなるような時間を過ごし、終了が近づく。

『メルカリハロ、タイミーからお越しの方はあがってください』

突如そんな放送が流れる。

ああ、やっと解放される。身体はあちこちが痛み、髪の毛もボサボサで汗まみれだ。

満身創痍。そう現すのが正しい状態だった。

兎にも角にもやりきった。そして休憩室に戻っていく。

足取りは疲れとは裏腹に軽い。

ヘルメットや安全靴を所定の位置に返却し、アプリを起動してチェックアウト処理をする。

これで終わったんだ。開放感が頭を突き抜ける。

アプリ上では即座に金額が計算され、1時間以内でバイト代が振り込まれた。

これは画期的だな。

日雇いのデジタル版といったところか、仕事自体も簡単だし一定の需要はあるよなあと思う。

ちなみに私も一度働いて以来、パチンコで負けた時などちょくちょくいっている。

興味ある方は一度メルカリハロを使って働いてみて欲しい。

アベノシェイメイ

(キムラ談)予測困難で、何を考えているかわからないエンジニア。非常に極端で、一度ハマるとそれ以外のこと(呼吸とか)をしなくなる。ただ冷めやすく、いつの間にか(呼吸を)やめてることが多い。体重も増減が激しい。

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