同級会には行けない、シンガポールにいる彼女の事である。
最近では建設業に従事する女性をそう呼ぶらしい。いろいろ配慮しなければならないちょっとセンシティブな話題ではあるが誤解を恐れずに語っていきたい。
私だけかもしれないが、けんせつ小町という言葉は現場では全然聞かない。企画倒れなのかもしれないな。ちょっとどういうもんか調べてみた。
「けんせつ小町」は建設業で働くすべての女性の愛称です。
建設現場で働く技術者・技能者、土木構造物や建物の設計者、研究所で新技術を開発する研究者、お客様とプロジェクトを進める営業担当者、会社の運営を支える事務職など、活躍の舞台は多岐にわたります。大手建設会社で働く女性の比率は、全体で約15%、技術職は約8%と増加傾向にあります。女性就業者数が増えることは、建設業での働き方の多様化につながり、職場環境の改善、長時間労働の是正などが進むことが期待されます。
だそうである。
確かにここ何年かで格段に現場に女の子が増えてきた。職人もゼネコン、サブコンにも。設計にはもともと一定数いるな。
そこで声を大にして言いたい、現場の女の子はかわいい。いい年したおっさんが言うのはとても気持ち悪いと思うが聞いてほしい。若い時から思っていたんだ。
「現場の女は3割増し」と言われている。(一説には5割とも)
存在だけで3割も増されるのは、餃子の満州か現場の女の子くらいだ。
どうりでみんなかわいく見えるわけだ。工業高校にいる女子はモテるという状況と似ていると思われる。
工事現場という昔の考えであれば男の職場というイメージの場所にいる女子という希少性と、基本現場は危険なのでそこにいる女子を守りたいという男の本能的なものが3割を生み出しているのか。
とにかくだ。
「自分に自信のない女子は、現場に行け!」
とドラゴン桜のように言ってみる。
きっと下手なマッチングアプリよりもいいお相手に出会えるはずだ。
ゼネコン・サブコンの現場管理の男たちの中には本当に浮気もしなさそうで(している暇がないくらい激務)、仕事に一生懸命で素敵な男性たちで溢れている。そして高収入である。スーパーゼネコンなんて笑ってしまうくらい高収入。また、職人たちも会社を自分でやっていたり高収入である。
そういう男性と出会えます!
3割り増しで見てもらえます!
チヤホヤされます!モテます!
などけんせつ小町を推進している日本建設業連合会はこのあたりを前面に打ち出して、しっかりと魅力を伝えてけんせつ小町を浸透させ、建設業に従事する女性を増やしていけばいいと思う。
もちろん、この業界が好きで、一生懸命勉強して入社して、前向きに仕事をしているけんせつ小町はたくさんいる。そういう人たちには失礼な言い方だよな。ごめんなさい。
しかし、人手不足を解消するにはもうこれしかないんだ!
小町が増えれば私のようなオヤジたちの目の保養にもなる。
もうこうなったら街コンならぬ現場コンみたいなことやればいいんだよ。缶コーヒー片手に作業員詰所で。そしてカップルになったら翌日の安全朝礼で盛大にお祝いする。二人初めての共同作業で指差呼称やってもらってね。おそろいの安全靴とか職長会から貰って履いちゃったりしてね。
ああ、明るい建設業の未来が見えてきた。
最後に、完全に主観的に独断と偏見だけで私が思うけんせつ小町を職種別に紹介したいと思う。
【職人けんせつ小町(躯体工事)】
・派手な髪色
・健康的な小麦色に焼けた肌
・炎天下で輝く汗
・セクシー
【職人けんせつ小町(内装工事)】
・なぜかボディラインの出てる作業着
・透き通るような白い肌
・目力が強い
・暑い中建物内部の仕事でじっとりとした汗がセクシー
【ゼネコン・サブコン現場管理けんせつ小町】
・落ち着いた知的な印象
・職人をまとめようとリーダーシップを発揮している時の表情が素敵
・でもなんか不安そう
・地味な外見だがキレイ
【現場事務所にいる事務職けんせつ小町】
・えらそう
・すぐ怒る
・個人的に嫌い
私が思う小町たちはこんなイメージを持っている。
書き出してみるとこういう目で現場の小町たちを見ていたのかと思うと、自分自身とてもキモイ。
だが、現場の小町たちを見て、いつも想像する。
職人けんせつ小町(躯体工事)には踏まれたい。
職人けんせつ小町(内装工事)にはビンタされたい。
現場管理けんせつ小町には「なんであなたはこんなに段取りが悪いの?」とか言葉攻めされたい。
これは紛れもなく、私の現場に行くモチベーションになっている。
しかし、唯一事務職けんせつ小町は関わらないようにしたい。
奴らは、やれ安全書類・グリーンファイルを直せだの、入退場管理がしっかりできていないだの、そういったこちらの行き届かない部分を、無慈悲にメールしてくる。工事長とか現場所長をccにつけて・・・。
こっそり教えてくれよ。怒られんのはこっちなんだよ。ちょっと配慮してくれよ。
さて今日も現場だ。
僕は想像するんだ。
スラブ端部から墜落しそうになる君をグッと引き寄せ抱きしめるんだ。
そしてこう言うんだ。
「足元確認よいか!足元確認ヨシ!」
ああ、家に帰りたい。