鳥の糞に当たる確率は423万分の1らしい

テキスト

人生において鳥の糞が直撃した人はどのくらいいるのだろう。ご機嫌に自転車をこいでいた朝、お気に入りのMA-1を着た左腕にどんぐりが落ちてきた感触を感じる。こんな街中でなんだろう、と思い腕を見ると、(編集注:表現してたら気持ち悪くなってきたので削除)がついていた。見た瞬間ソレとわかるのは私が鳥の糞を食らったのが初めてではないからなのだろうか。怒り泣きそうになりながら、頭は、髪の毛は無事だろうか、他に被害はないだろうかと確認しながら家路を急いだ。帰宅時で幸いであった。これが出社時だったとしたら私は欠勤を辞さないだろう。

家について、被害の全容を把握。MA-1の被害箇所を洗い、その後すぐにクリーニングに出した。

冒頭の話に戻るが、鳥の糞が落ちてくるなんて、そんな不幸に襲われた人間はどれだけいるのだろう。ここにネタとして取り上げるにあたって、googleにかけてみたところ、出るわ出るわ、不幸自慢の猛者たち。中には確率を求めている人もいたりして、423万分の1が鳥の糞被害の確率らしい。出典を正しく記しておこうと思ったのだが、原典にあたろうとすればするほど、同じような文章、まるまる同じ文章だったりで、頭がおかしくなった。こんなバカバカしい問題を解く計算式もまるっきり同じである。著作権、著作者人格権などとの闘いは果てしないのだなと思った。

そして恐ろしいことに皆一様に、逆に運がいいのかもしれないと方針転換をする。せっかくなので宝くじを購入しよう、totoBIGやろうという結びになる。なんてすがすがしいまでのワンパターンなのだろう。

そして何よりも恐ろしいのは、私もその方向で記事を作ろうと思っていたことなのである。私ったらちょっと人と違う着眼点があるとか、普通だったらなかなか出てこない言い回しをしちゃいがちだとかうぬぼれていた。なんのことはない、私は何者でもなく、誰かの物語の村人A、モブ男Bなのである。

あなたの物語の特別感を際立たせる、ちょっとだけ不幸な引き立て役である。現に、運試しと気持ちを切り替えてパチンコ屋駆け込み、吐くくらい負けて今ここにいる。ほら、下見ると安心するでしょ。

キムラ

キムラ。40年物。
よく考えないで人生を送っていたらよくわかんない人生になってしまった。
お腹が弱い。

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